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『「トイレが近いから水を控える」は逆効果?正しい水分の摂り方』

  • 5 日前
  • 読了時間: 4分

「先生、水を飲んだ方がいいのは分かってるんです。」

「でも、もともとトイレが近いから、できるだけ飲まないようにしてるんです。」

これは、当院で本当によく聞くお話です。

仕事中に何度も席を立つのが気になる。

買い物に行くと、まずトイレの場所を探してしまう。

夜中に何度もトイレで目が覚める。

そんな悩みがあると、「これ以上トイレが近くなるくらいなら、水は控えよう」と思ってしまいますよね。

でも実は、その選択が、身体にとっては逆効果になっていることもあるのです。

水を控えると、なぜ逆効果になるの?

「トイレが近いなら、水を減らした方がいい。」

そう思うのは自然なことです。

しかし、水分を控え続けると尿が濃くなり、かえって尿意を感じやすくなると言われています。

イメージとしては**「カルピスの原液」**です。

尿は体の中の老廃物(ゴミ)が集まったものですが、水を飲まないと薄まらず、膀胱の中に「刺激の強い原液」が溜まることになります。

すると、デリケートな膀胱の内側が、おしっこが溜まっている間にピリピリと刺激されてしまうのです。

その結果、膀胱が**「うわ!濃くて刺激が強いから、まだ量が少なくても早く外に出したい!」**とビックリして、脳にサインを送ってしまいます。

つまり、

1. トイレが近いから水を控える

2. ➔ おしっこが濃く(原液に)なる

3. ➔ 溜まっている間に膀胱がピリピリ刺激される

4. ➔ 量が少ないのに、すぐトイレに行きたくなる

という悪循環になってしまうこともあるのです。

「でも、トイレの回数さえ我慢すれば、水を飲まなくても生活できるし……」と思うかもしれません。

ですが、水分を控えるデメリットは、実は「トイレの問題」だけではないのです。

身体は思っている以上に「水」を必要としています

人間の身体の約60%は水分です。

そして、筋肉の約75%も水分でできています。

水分が不足すると、筋肉は柔軟性を保ちにくくなり、血液の流れ(血流)にも影響が出やすくなります。

実際に施術をしていると、

「肩こりや腰痛がなかなか良くならない」

「夜中や明け方に、足がよくつる」

「寝ても疲れがスッキリ抜けない」

そんな方ほど、普段の水分摂取量が少ないことも珍しくありません。

水分が足りていないと、せっかくお店で施術を受けて筋肉を緩めても、またすぐに元のガチガチな状態に戻りやすくなってしまうのです。

もちろん、水を飲めばすぐに症状が治るわけではありません。

ですが、身体を良い状態に保つためには、施術だけでなく**「毎日の生活習慣」も大切な要素**です。

「たくさん飲む」のではなく、「こまめに飲む」

「じゃあ頑張って2L飲まないと!」と思われる方もいらっしゃいますが、その必要はありません。

一度にたくさん飲めば、当然トイレには行きたくなります。

おすすめなのは、コップ1杯(150〜200mL)程度を、数回に分けて飲むこと。

例えば、

朝起きた時

食事の前後

入浴の前後

寝る前

など、生活の中で少しずつ取り入れるだけでも十分です。

「トイレが近い」には病気が隠れていることも

頻尿の原因は、水分だけではありません。

過活動膀胱や加齢による変化、糖尿病などが関係している場合もあります。

水分を控えても改善しない場合や、急に症状が強くなった場合は、決して無理をせず医療機関(泌尿器科など)で相談することも大切です。

今日からできること

✔ 「トイレが近いから」と極端に水を我慢しない。

✔ 一度にたくさんではなく、コップ1杯を数回に分けて飲む。

✔ コーヒーやお茶だけでなく、「お水」も意識して取り入れる。

最後に

身体は、施術だけで良い状態を保てるわけではありません。

毎日の水分補給や睡眠、食事など、小さな習慣の積み重ねが、身体の調子を大きく左右します。

「トイレが近いから水を控える」のではなく、身体に必要な水分を上手に補給することを意識してみてくださいね。

もし、「肩こりや腰痛が長引いている」「身体の疲れがなかなか抜けない」と感じている方は、生活習慣も含めて一緒に見直してみませんか?

当院では、一人ひとりの身体に合わせた施術と、無理のないセルフケアのアドバイスを行っています。いつでもお気軽にご相談ください。

 
 
 

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